スワディアーヤの実践
スワディアーヤは聖典のまなびだけではなく、自身で考えて探究することも意味します。
先日、アシュタンガヨガビギナークラスの生徒さんに、とあることだけをお伝えして、一時間のレッスンを受けていただいたら、体の使い方がとても変わったことがありました。
それは、自分自身で課題ポーズを意識して、自分でしっかり考えて最初の太陽礼拝から行っていただくこと。
もう充分に課題ポーズについて色々な知識を得ているけれど中々うまくいかないと悩んでいる生徒さんに、ここは今絶対大事!というところは伝えるけど、余計なことはなるべく言わず、見守るという練習を行っていただいたら、私があーだこーだ言いすぎていた時と比べて成長の速さが格段にアップしました。
Astanga yoga anusthanaにスワディアーヤについて「自己学習」と記載されていて、
「スワディアーヤは私たちが先生に教わったことを探究する、ということを意味します。それは言われたことを理解しようとするだけではなく、文献を読んだり、自分が学んでいるテーマについてよく考えたりしてその理解を深め、知識を広げることを意味します。自己学習は心を傾けることであり、学びをさらに進めることです。」との一文があります。
アシュタンガヨガのマイソールプラクティスは教わったことを自分で考えて何度も試行錯誤しながらする練習。マイソールプラクティス自体がスワディアーヤなのだなと感じた出来事でした。
教わったことを自分で考えて試行錯誤することってとても大切。
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