「痛み」との向き合い方〜アシュタンガヨガの練習を通して〜

昨日は、右側に痛みを感じたので、練習を休んでゆっくり過ごしました。

アシュタンガヨガを続けていると、身体の小さな変化に敏感になり、自分の状態をより深く感じ取るようになります。以前の私は、「痛みがあっても、練習を休むのはよくない」とどこかで思っていました。


でも今は、休むこともまた練習の一部だと感じています。


アシュタンガヨガでは「タパス(自己鍛錬)」が大切だと言われますが、それは決して「痛みを我慢すること」ではありません。痛みには、身体からの大切なメッセージが含まれています。無理をせず、痛みのサインを正しく受け取ることで、長く安全に練習を続けることができます。


また、「痛みがある自分」も受け入れることが、ヨガの実践なのかもしれません。

私たちは、つい「理想の自分」を追い求めてしまいますが、身体の状態も、心の状態も、日々変化するもの。どんな自分であっても、そのままを受け入れ、大切にすることができれば、より自由に、そして心地よく生きられるのではないでしょうか。


今日はまた、身体の声を聞きながら、ゆっくりとマットの上に立ちたいと思います。

YUKO SATO

札幌でアシュタンガヨーガを実践し、日々の学びを重ねています。 ヨガの教えとアーサナは、 心と体をやさしく育み、人をしなやかに成長させてくれるもの。 その温かい変化をみなさんと一緒に感じながら、ひとりひとりのペースに寄り添って、心と体の可能性を広げていくお手伝いをしています。

YUKO

ヨガを通して楽しみながら成長していく。

アシュタンガヨガを練習しながら、ヨガの教えを学びお伝えしている札幌のヨガ講師。

0コメント

  • 1000 / 1000