ヨガの練習が教えてくれる、大切なこと

昨日は、首や右肩の調子を見ながらベーシックな練習をしました。

いつもよりシンプルな動きに集中してみると、改めて「基本を大切にすること」の大事さを感じました。ポーズの完成度や柔軟性にこだわるのではなく、ひとつひとつの動きを丁寧に行うことで、呼吸が深まり、体の声がよく聞こえるようになる。そんな気づきがありました。


ヨガのアーサナプラクティスは、ただ身体を動かすだけのものではありません。続けていくうちに、「今ここにいること」「目の前のことに集中すること」の大切さを教えてくれます。そして、それは人との関係にもつながるのだと感じます。


練習の中で、自分の呼吸を大切にすると、今この瞬間に意識が向きます。無理にポーズを深めようとしたり、周りと比べたりするのではなく、自分の体の声を聴き、丁寧に向き合うこと。それができるようになると、自然と普段の生活でも「目の前の人に心を向けること」ができるようになってくる気がします。


夜のヨガクラスでも、生徒さんの呼吸が少しずつ深まり、動きが滑らかになっていくのを見るたびに、「この時間を大切にしよう」と思います。一人ひとりがそこにいてくれること、同じ空間でヨガをしていること、そのありがたさを感じる瞬間です。


アーサナの練習は、ただの身体的な鍛錬ではなく、「今、目の前にいる人や物事を大切にする練習」なのかもしれません。自分の体と心に気持ちを向けることができるからこそ、他の人にも優しく、丁寧に向き合える。

そして、それは一度身につけたら終わりではなく、何度も繰り返し、何年経っても続いていくもの。私自身もまだまだ練習の途中であり、一生学び続けるんだろうなと思います。



YUKO SATO

YOGAを道具に楽しみながら成長していこう𓂃◌𓈒𓐍 初心者も歓迎。 ビギナークラス、アシュタンガヨガビギナー、イベント、 ワークショップやヨガ哲学クラスなどを札幌の平岸や円山を中心に行っています❀´

YUKO

ヨガを道具に楽しみながら成長していく。

アシュタンガヨガを練習しながら、Vedantaを学び、ヨガをお伝えしている札幌のヨガ講師。

日々の日常など、感じたことなどゆるくアップしていく予定です。

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