【ヨガ哲学】ハスの花の意味、知ってますか?

ヨガの世界でよく描かれる「ハスの花」。

ハスの花びらの上に、水滴がころんと乗っているのを見たことがありますか?

その水は、花びらに染みこまず、

まるで何にも触れていないかのように、

美しいまんまるの形を保っています。


これは「ロータス効果」と呼ばれる現象。

ハスの花びらや葉には、水を弾き、濡れない性質があります。


今日の練習中にふと、そんなことを思い出しました。

呼吸とともに、内側をやさしく引き締めておくこと。

そうすることで、エネルギーが外に漏れず、自分の中心にとどまり続ける。


これってまさに、ロータス効果のよう。

外からの出来事や感情に触れながらも、

自分の内側は、揺らがずにいられること。


でも、練習が終わって日常に戻ると、

ついバンダを緩めてしまったり、

外のエネルギーに引っ張られたりしてしまうこともあります。


だからこそ、練習する。

良いエネルギーを受け取るだけじゃなくて、

自分の中で育てて、保ち続けること。

自分自身が整っていれば、

無理に何かをしようとしなくても、

そのエネルギーはきっと自然とまわりにも伝わっていく。


ハスの花びらにそっと乗る、水のしずくのように。

やさしく、静かに、

わたしたちもそう在れたらいいですね。


YUKO SATO

札幌でアシュタンガヨーガを実践し、日々の学びを重ねています。 ヨガの教えとアーサナは、 心と体をやさしく育み、人をしなやかに成長させてくれるもの。 その温かい変化をみなさんと一緒に感じながら、ひとりひとりのペースに寄り添って、心と体の可能性を広げていくお手伝いをしています。

YUKO

ヨガを通して楽しみながら成長していく。

アシュタンガヨガを練習しながら、ヨガの教えを学びお伝えしている札幌のヨガ講師。

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